しがリーマン

しがない一介のサラリーマンが一国一城を手にするまでと、その後

更に古のお話②

フライドチキン屋に立ち寄った。

そこは、

銀行にも似た風体だった。

 

運命的なモノも感じた。

これは、

また後のお話。

 

 

唐揚げを注文する。

待てど暮らせど出てこない。

 

もうすでに、

二時間ぐらい経っただろうか。。。

 

まるで、

裏庭で飼っているニワトリを、

捌いているかのように。

 

今夜の肴とご対面。

店の主人に今夜の宿の場所を訊ねる。

主人の表情が一瞬固まる。

 

おそるおそる聞いてみる。

何があったのかと。

 

 

そうしたら、

一転、

 

爆笑しながら、

”どこから来たんだと?”

そして、

”どこに行きたいんだと?”

と問う。