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しがリーマン

しがない一介のサラリーマンが一国一城を手にするまでと、その後

更に古のお話③

陽は既に傾き、

黄昏が辺りを包む。

 

終電はとっくに駅を発ち、

国道からも遠い。

 

先ほどの店主に道を教えてもらい、

一路帰路に就く。

 

線路沿いを行くのが良いという。

目印もない、

まさに人生の岐路のよう。

まっすぐに伸びたレールの上を、

ただひたすら歩く。